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餅こと0歳児ベビーとの日々のキロク

妊娠中に口囲皮膚炎(酒さ様皮膚炎)になった話。※現在も治療中。

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私は妊娠中に口囲皮膚炎になりました。現在も治療中で、月に一度皮膚科に通っているのですが、厄介な皮膚炎でなかなか治りません。が、少しずつ良くなってきています。妊娠中に発症する方も多いみたいなので、私の体験談が参考になればと思います。

口囲皮膚炎(酒さ様皮膚炎)とは

口囲皮膚炎とは、その名のとおり、口の周りに赤みや、赤いぶつぶつとした発疹ができる皮膚炎のことです。口周り以外にも赤みや発疹がある場合は酒さ様皮膚炎と呼ぶそうです。

妊娠後、口周りにぽつぽつができ、ステロイドを塗っていた

私は妊娠して間もないころから、口周りにぽつぽつとした赤い発疹ができました。もともとアトピー体質で、顔がかゆくなることがあり、皮膚科からキンダベートというステロイド軟膏を処方してもらっていました。このぽつぽつもアトピーが原因なのでは?と勝手に思い込み、キンダベートをその部分にも塗ってしまいました。これが悲劇の始まりだったのです。

キンダベートを塗るとぽつぽつが収まるので、ぽつぽつが出るたびに塗ってしまっていました。通っている皮膚科でも特にぽつぽつのことは言わず、キンダベートが切れたのでまた下さい!とだけ言って、処方し続けてもらっていました。コロナの影響でマスクをしたまま診察を受けていたので、口周りのぽつぽつを医師に見せていなかったことも悲劇の要因でした…

そして1年後…無事に出産を終え、産後2か月を過ぎた頃、ようやく顔のぽつぽつがアトピーではないものだと気づきました。なかなか治らないのを不審に思い、そのぽつぽつについて検索をしてみると、自分が口囲皮膚炎であることに気付きました。

もっと早くに分かっていれば、治療も長引かなくて済んだのかもしれません。私の間違ったステロイドの使い方と、皮膚科に通っていたにもかかわらず、赤いぽつぽつのことを医師に相談しなかったことで、自ら口囲皮膚炎を悪化させてしまったのです。

このブログを見てくださっている方で、いつもと違う発疹があったり、なかなか治らない発疹があったら、すぐに医師に相談することをおすすめします。

口囲皮膚炎の治療方法

数か月ぶりに皮膚科へ行き、医師に口の周りの発疹を見せると、すぐに口囲皮膚炎との診断がつきました。処方してもらった薬は、授乳中でも使用できるというメトロニダゾールという塗り薬です。これを1日2回、朝と夜に発疹部分に塗ります。もともと塗っていたステロイドは口囲皮膚炎以外の湿疹には塗ってもよいとのことなので、かゆみがあったり、荒れているところには引き続きステロイド軟膏を塗っています。

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現在の様子

メトロニダゾール軟膏を塗り続けた結果、1か月ほどで赤いぽつぽつは消えてなくなりました。ですが、口周りに赤みが残り、これが厄介でなかなか消えてくれません。

ようやく薄くなったと思えたのは、薬を塗り始めてから半年が過ぎた頃でした。その頃になると、化粧をすれば、ほとんど目立たなくなるので、精神的にだいぶ楽になれました。

ただ、まだ赤みは消えず(2021年7月現在、薬を使用してから7か月目)、薬は塗り続けています。特にお風呂上りや、食後に赤みが強くなるので、なるべく鏡を見ないようにして、良い状態のときに「ここまで治ったのすごいすごい」と自分を褒めるようにしています。

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こんな感じで赤みが口周りに残っています…

まとめ

・妊娠中に口囲皮膚炎になる人は意外と多い。

ステロイド軟膏を自己判断で塗り続けるのは危険!口囲皮膚炎や酒さ様皮膚炎を引き起こす可能性がある。随時医師と相談しながら使用すべし!

・いつもと違う発疹があったら、すぐに医師に相談した方がよい。

・口囲皮膚炎の治療は長期間になるが、だんだんと治ってくる。

 

まだ治療は継続中ですので、よくなったらまたブログに書きたいと思います。

 

最後まで見てくださり、ありがとうございました。